佐贺大学医学院报告称，一种被认为是慢性粒细胞白血病（CML）的特效药物剂量为处方量的五分之一，对老年人有效并能抑制副作用。岩手县立中央医院血液科主任村井和典教授作了发言。证明小剂量药物足够有效有望形成安全治疗且副作用更少。此研究成果发表在英文医学期刊《柳叶刀》网络版上。

CML 是一种顽固的血癌，每 100,000 人中就有 1 到 1.5 人会发病。此前，除了骨髓移植，没有其他有效的治疗方法，大多数患者在几年内死亡。此种治疗药物是在大约 20 年前开发的，是目前正在使用最有效的药物。

然而，虽然疗效俱佳，但治疗药物往往伴有严重的副作用，例如70岁以上的老年患者的肝损伤和强烈的恶心症状。在医学领域，广泛采用的是在观察患者病情的同时减少药物用量，但尚未进行任何研究来调查这种减少是否足够有效。

2016年11月至2008年11月，木村教授等人进行了一项临床试验，将全国70岁及以上52名患者的剂量减至五分之一。佐贺大学医院、岩手县立中央医院等25家医疗机构参加。患者的平均年龄为77.5岁。

给药开始1年后检查，白血病细胞数为0.1%以下，约60%，确认了充分的治疗效果。未出现在标准剂量下，约 20% 的患者血小板减少等副作用。

木村教授说：“这是我临床实践的真实感受，”并说，“发现即使少量也有效，可以减少副作用和医疗费用。”

已经有来自海外的咨询，我预计如果在其他国家的类似实验中也有证实，将导致在全球改进治疗指南。

会見する佐賀大学の木村晋也教授（左）と岩手県立中央病院の村井一範・血液内科長＝佐賀市の佐賀大学

　慢性骨髄性白血病（CML）で特効薬とされる薬が、高齢者に対しては定められた量の5分の1で効果が得られ、副作用も抑えられるとする研究成果を、佐賀大医学部の木村晋也教授と岩手県立中央病院の村井一範血液内科長らのグループが発表した。少量の投薬で十分な効果があると実証されたことで、より副作用の少ない安全な治療につながると期待される。研究成果は、英医学誌ランセットのオンライン版に掲載された。 　CMLは難治性の血液のがんで、10万人に1～1・5人の割合で発症する。以前は骨髄移植以外に有効な治療法がなく、ほとんどの患者が数年以内に亡くなっていた。約20年前に治療薬が開発され、現在はさらに効果がある薬が使われている。 　ただ、強い効き目の一方で、治療薬は70歳以上の高齢患者には肝臓障害や強い吐き気などの重い副作用が伴うケースが多かった。医療現場では患者の状態を見ながら薬を減らすことが広く行われてきたが、減らしても十分な効果が得られているのかを調べた研究はこれまでなかった。 　木村教授らは2016年11月～20年11月にかけて、全国の70歳以上の患者52人を対象に、投与量を5分の1に減らす臨床試験を行った。佐賀大医学部附属病院や、岩手県立中央病院など25の医療機関が参加した。患者の平均年齢は77・5歳だった。 　投与を始めて1年後に調べたところ、約6割で白血病細胞の数が0・1％以下になり、十分な治療効果が認められた。標準的な投与量では患者の約20％でみられる血小板減少などの副作用も見られなかった。 　木村教授は「臨床現場で経験的に感じていたことが確かめられた」とした上で「少量でも効果があることが分かり、副作用を減らすとともに、医療費も削減できる」と意義を語る。 　すでに海外からの問い合わせもあり「他国でも同様の実験で効果が確認されれば、世界的な治療のガイドラインの見直しにつながる」と期待する。