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社会的・技術的進歩に伴い、私たちが行う仕事は、思考や意思決定といったような精神作業の比重が増すように変化してきています。また、身の回りにあるシステムあるいはコンピュータといったような「もの」に目を移してみると、このような「もの」は大規模かつ複雑になっています。このような状況で、「ひと」の仕事・作業のしかた、あるいは「ひと」と「組織」,「ひと」と「もの」の間で起こるあつれき、といったような様々な問題を解決するためには、ヒューマンエラー,モラール・モチベーションといったような「ひと」の認知的・心理的な特性を理解するとともに、これらの特性に合致した作業・システム設計を実現していくための理論・方法論が必要です。
このような背景から、伊藤研究室では主に「ひと」の認知的な特性に着目し、これらの「ひと」の特性に合った望ましい社会技術システム(Socio-technical
system;
組織文化,組織のあり方、環境、仕事のしかた、チームワーク,個人、インタフェースや機器・システムといった要素から構成される)を作り上げていくための技術・理論、そしてそれらを机上の空論ではなく、現実問題に適用し活用していくための方法論に関する研究を行っています。これらの理論・方法論を、以下のような対象に適用し、理論・方法論の有効性ならびに現実への適用可能性について評価しています。
------------伊藤研究室
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GMT+8, 2024-9-27 12:10
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