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博文

小保方晴子记者会文字实录(中日对照要点)

已有 4094 次阅读 2014-4-9 15:47 |个人分类:名人轶事|系统分类:人物纪事| 记者会, 小保方

小保方晴子正在举行新闻发布会,就“STAP细胞事件”回答记者提问。在会前,她发出了一份书面声明,内容大致如下:

 

  一、由于我的疏忽大意,学业不精,不成熟引发诸多疑问,给大家造成了困扰,对此衷心致歉。

  二、确实做过实验,并非恶意炮制论文。

  三、若能有充分的机会进行解释和说明,相信能够让大家理解为何会出现这些错误。

  四、STAP现象是经过反复确认的真实现象。期盼此项研究今后能通过科学实验和反证推进下去。

 

日本《产经新闻》对此次记者会的实况进行了日文直播(http://sankei.jp.msn.com/science/news/140409/scn14040913360000-n1.htm),果壳网也进行了同步翻译(http://www.guokr.com/post/579755/),现转帖如下。

本人粗通日文,但不精通,以下只能就某些要点作出些许评注,随时更新。

 

【小保方氏会見ライブ(1)】

渦中の「リケジョの星」、何語る 300人超報道関係者(漩涡中的“理科女生之星”讲述她的故事,有300多名记者前往报道)

2014.4.9 13:33 (1/2ページ)
会見を開いた理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

会見を開いた理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 理化学研究所の調査委員会から不正と認定された新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文発表から2カ月半。「リケジョの星」として一躍時の人となった論文の筆頭著者、渦中の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)が9日午後、ついに公の場に姿を現す。会見の開始時刻は午後1時。「歴史的快挙」として世界的に注目を集めた論文は不正に当たるのか。STAP細胞は本当に存在するのか。会見場となる大阪市内のホテルには大勢の報道陣が詰めかけ、その瞬間を待ち受けていた。

 事前の発表では、会見の受け付け開始は午後0時15分の予定だったが、ホテルには午前10時前から300人以上の報道関係者が集結した。時間がたつにつれ、会見場前のロビーが身動きの取れないほどの取材記者やカメラマンであふれかえったため、午前11時40分に小保方氏の代理人の三木秀夫弁護士が受付に現れ、開場を繰り上げる代りにホテル出入り口周辺での取材の自粛を要請。この日朝の小保方氏の様子について「本人は非常に緊張していると話していた」と説明した。

 「いずれも悪意のない間違い。過失は研究不正に含まれない」。小保方氏は8日、研究不正を認定した調査委に対し、不服を申し立てた。

 3月31日。理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)で、担当理事から最終報告の内容について説明を受けた小保方氏は動揺し、「なぜ世界中に、捏造をした研究者といわれなければいけないのですか」と代理人の三木秀夫弁護士に訴えたという。

そこに「悪意」はあったのか。捏造と断じた調査委は「データの信頼性を根本から壊す危険性を認識しながらなされた」と悪意を認定したが、小保方氏は「真正な画像データがあり、捏造する必要はない。取り違えも外部指摘のない時点で自ら発見し報告している」などと真っ向否定。理研の規定では、「悪意」のない間違いは研究不正に含まないとしているからだ。

 午後1時から始まる会見で小保方氏は、ミスを認めて混乱を招いたことを謝罪する一方、不正の意図は否定するとみられている。

 存在が疑問視されるSTAP細胞については「間違いなくある」と強気の姿勢を崩しておらず、会見での発言が注目される。

 ただ、今回の会見では、小保方氏をサポートする4人の弁護団から報道各社に注文がついた。記者数の制限を求め、「会見日時まで小保方を追いかけたり個別質問を行わない」「質疑応答に際して司会の指示に従うこと」などの参加条件を細かく提示していた。

 理由は小保方氏の「心身の状況が不安定」なため。現在も特異な状況下に置かれると精神的に不安定になる恐れがあるといい、主治医は記者会見への出席に難色を示していたという。

 “世紀の大発見”は本当だったのか。小保方氏は会見で何を語ろうとしているのか。

【小保方氏会見ライブ(2)】

やつれた表情で「申し訳ありませんでした」(虽然表情憔悴,但“没有遗憾”)

2014.4.9 13:36 (1/2ページ)
記者会見でうつむく理化学研究所の小保方晴子氏=9日午後、大阪市内のホテル

記者会見でうつむく理化学研究所の小保方晴子氏=9日午後、大阪市内のホテル

 《「世紀の発見」と注目を集めてから一転、理化学研究所から不正と認定された新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」。1月末の研究発表から約2カ月半の間、公の場に姿をみせなかった、論文の執筆者、小保方晴子氏の会見に注目が集まっている》

 《1月末の会見では、研究成果だけでなく、従来の女性研究者のイメージを覆す姿で登場し注目を集めた小保方氏。今日の会見では、どのように登場するのか。発言だけでなくそのファッションも気になるところだ》

 《会場となった大阪市の新阪急ホテル。250人収容可能という会見場は、テレビカメラがずらりと並び、300人超の報道陣でごった返す。テレビ局関係者は、小保方氏が座るひな壇で入念にマイクチェックが行われている》

 《午後0時50分ごろ、三木秀夫弁護士が登場。報道陣に対し、「小保方氏の体調が万全ではないので配慮してほしい」と説明。別室に医師が待機していること明かした》

 《「リケジョの星」は何を語るのか-。定刻の午後1時。無数のフラッシュがたかれる中で小保方氏が弁護士の三木氏と、室谷和彦氏ともに登場。紺色のワンピース姿で髪の毛は2カ月半前と同じ小保方氏は、一礼して席に着いた》

 《少し、やせてやつれた表情の小保方氏。進行役の三木氏に促され、立ち上がった。マイクを持ち、しばしの間を置いて語り始めた》

小保方氏 この度はSTAP細胞に関する論文の作成に関し、私の不注意、不勉強、未熟さ故に多くの疑念を生み、理化学研究所及び共同執筆者の皆様をはじめ、多くの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことを心よりお詫び申し上げます。また、責任を重く受け止め、深く反省しております。誠に申し訳ありませんでした。

 《少しうわずった声で、一言ずつ語る小保方氏。謝罪の言葉を述べと深く一礼。さらに言葉を重ねた》

 小保方氏 今日まで、筆頭著者である私から何も情報の発信が出来なかったことを重ねてお詫び申し上げます。

 《フラッシュの中で、小保方氏の会見は続く》

【小保方氏会見ライブ(3)】

涙で言葉詰まらせ「それでも、STAP現象は真実です」(她饱含着眼泪说道:“STAP现象还是真实存在的”)

2014.4.9 13:51 (1/2ページ)
会見で涙を拭う理化学研究所の小保方晴子氏=9日午後、大阪市内のホテル

会見で涙を拭う理化学研究所の小保方晴子氏=9日午後、大阪市内のホテル

 《無数のフラッシュを浴びながら、涙声で途切れ途切れに用意したコメントを読み上げる小保方氏。ときおり声を詰まらせながら説明する姿に、STAP細胞を初めて公表した際のいきいきとした面影はない》。

 小保方氏 国際間をまたぐ2つの研究室で、2報分のNature論文のデータを同時にまとめ執筆していく作業は私の能力をはるかに越えていたのかもしれませんが、私は、その時々に論文発表に向け全力で取り組んで参りました。生物系の論文の基本的な執筆法や提示法について不勉強なままでの作業になり、それに加え私の不注意も加わり、結果的に多数の不備が生じてしまったことを大変情けなく、申し訳なく思っております。

 《謝罪の言葉を続けながら、説明は徐々にNature論文について改竄・捏造と断じた理研の調査結果への反論に転換。小保方氏は「ミス」を強調し、不服申し立ての理由を説明していく》

 小保方氏 それでも私はSTAP細胞がいつか必ず誰かの役に立つと信じ、研究を続けてきました。多くの研究者の方々から見れば、考えられないようなレベルでの間違いがたくさん生じてしまっていると思われると思いますが、この間違いによって論文の結論に影響がないことと、なにより実験は確実に行われておりデータが存在することから、私は決して悪意をもってこの論文を仕上げたわけではないことをご理解いただきたく存じます。

そもそも私が図表を正しく提示していたならば、調査委員会自体も必要なく、お忙しい中、調査に協力してくださった調査委員の先生方にも心からのおわびと感謝を申し上げます。

 しかし調査結果におきましては、事実関係をよく理解していただかないままで不正と判定されてしまいました。弁明と説明の機会を十分に与えてくださったならば、必ず間違いが起こった経緯を理解していただけるものと思いますので、昨日不服申し立てをさせていただきました。

 《数秒間の沈黙を繰り返しながら、立ったまま、説明を続ける小保方氏。最後に研究にささげた自身の切実な思いを吐露し、あらためて10秒以上にわたり深々と頭を下げた》

 小保方氏 STAP現象は何度も確認されている真実です。私はSTAP現象に出合って以来、この現象を発表する使命感とともに、毎日実験に取り組んでまいりました。そして、この現象のメカニズムが詳しく理解され、いつか多くの人に役立つ技術にまで発展させていける日を夢見てきました。どうかSTAP現象が論文の体裁上の不備によって否定されるのではなく、科学的な実証・反証を経て、研究が進むことを何よりも望んでおります。

 このたびは本当に申し訳ありませんでした。

【小保方氏会見ライブ(4)】

「結果を偽装したわけではい」 弁護士は改竄の否定から説明を始めた(“所谓伪造结果的事是这样的”,律师从否定篡改开始进行说明)

2014.4.9 14:09 (1/2ページ)
目を潤ませ記者会見する理化学研究所の小保方晴子氏=9日午後、大阪市内のホテル

目を潤ませ記者会見する理化学研究所の小保方晴子氏=9日午後、大阪市内のホテル

 《小保方氏の話が終わると代理人弁護士の室谷和彦氏がマイクを握り、スライドを使いながら主張のポイントを解説し始めた》

 室谷氏 私からポイントを説明させていただきます。改(かい)竄(ざん)とは、良好なデータが出ていないのに、データを書き換えて良好なデータに変更すのが改竄であります。

 《室谷氏はまず改竄の定義について語り、小保方氏の行為が改竄に該当しないことを強調し始めた》

 室谷氏 ここでポイントとなるのは、もともと結果がないのに良好な結果があるようにするのが改竄であるということです。結果がないのにあったかのようにするのは研究不正となります。

 《一般的な改竄の定義を説明した後に、話は小保方氏の行為に及ぶ》

 室谷氏 では本件はどうであるか。良好な結果が存在している。ですから、本件は結果がないのにあったとみせかけたのではなく、結果はあるのです。結果は存在して、掲載方法で問題があったのです。画像を操作をしたのは、見やすくするためにやったもの。結果は存在している。表現上の問題であり改竄の問題ではないと考えている。

《室谷氏は論文が掲載された「ネイチャー」についても言及を始める》

 室谷氏 画像を見やすくしたのは、ネイチャーの紙面は限られているからです。限られた紙面では大きな写真をどんどんとのせることはできず、ポイントを絞らなくてはならず、紙面の関係上、画像を見えやすくしたのです。結果の偽装ではなく、改竄にはあたらないと考えています。

【小保方氏会見ライブ(5)】

報道陣から相次ぐ質問 「毎日、後悔と反省をしております」(面对记者们的反复诘问,她说:“我们每天都在悔过与反省”)

2014.4.9 14:36 (1/2ページ)
代理人弁護士らが同席して、会見を開いた理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

代理人弁護士らが同席して、会見を開いた理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 《室谷和彦弁護士が不服申し立ての要点をスライドで説明後、報道陣からの質疑応答が始まった》

 --3点ほどお伺いしたい。画像はどの段階から取り違えをしていたのか。2011年11月に最初にパワーポイントを作成したとき、何の細胞にどんな刺激を与えたと説明しているのか

 《小保方氏の発言に一斉に注目が集まり、まばゆいほどのフラッシュ。小保方氏は一瞬、声を詰まらせるようにしてから答え始めた》

 小保方氏 11年のラボミーティングで用いたパワーポイントでは、さまざまな細胞にストレストリーティングを与えたもの。何由来の、どのストレスを与えたものか、という記載はありません。

 ただ、さまざまな体細胞にさまざまな種類のストレスを与えると幹細胞化するということを次々と述べられたうちの一つです。

 --多能性をもつ幹細胞ができるという事例の1つということか

 小保方氏 そうです。

 --2011年の11月に若山研のミーティングで同じ画像を提示されていますね

 小保方氏 確認しないとわかりませんが

 --テラトーマの撮影をし直した際、いつだれがどこで撮影して得たものか

 小保方氏 私が若山研で、正確な日付はわかりませんが、STAP細胞から細胞の接点を染め直して作られたものです。

--それは研究ノートに書いていますか

 小保方氏 はい、えっと…第三者が見たときに十分な記載かはわからないですが、私がトレースできるレベルで書いています。

 --研究所に提出したノートか

 小保方氏 はい、そのはずです

 --取り違えのケースがわかりにくかったが、なぜ論文作成でパワーポイントから画像を持ってきたのか。急いで作ったなど事情があったのか

 小保方氏 そうですね、本当に申し訳ございませんとしか言いようがないのですが、何度もパワーポイントでまとめたデータを更新していたので、安心しきって論文で使ってしまいました。元データをたどっていれば,このようなことならなかったので、後悔と毎日反省しております。

 --パワーポイントから論文に使われた画像は,このテラトーマ画像だけか

 小保方氏 データはどの画像をパワーポイント画像から使ったかわかりませんが、確認して調査していますのでパワーポイントで大きく写真として使ってまとめたものに関しては,その画像だけだと思います。

【小保方氏会見ライブ(6)】

「結果が正しければ問題はないと」 疑義を語り始めた小保方氏(开始谈论外界质疑的小保方表示:“如果结果是正确的话,那么就不会有问题了”)

2014.4.9 15:24 (1/3ページ)
多くの記者が質問の手を上げる中、不安そうな表情を見せる小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

多くの記者が質問の手を上げる中、不安そうな表情を見せる小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 《最初の質問が終わり、司会の三木秀夫弁護士が次の質問を求めると、フロアからは次々と手が上がる。最初の質問者が質問を3つ続けたため、三木弁護士からは「質問は2つまでにしてほしい」と注意が入った。それを受け、男性記者が当てられた》

 

 --まず一つ目、電気泳動の画像にしても、画像の取り違えにしても、ミスであり悪意はなかったという申し立てはわかるが、科学の世界ではそれだけで批判をまぬがれないと思うが

 小保方氏 掲示法につきましては、不勉強のまま自己流でやったことは、本当に反省にしています。ネイチャーに問い合わせたら、黒い線を両サイドにいれてればOKということでした。私の不勉強で、申し訳ございませんとしかいいようが…申し訳ございません。

 《男性記者の質問は、画像の切り貼りについて、続けられる》

 --場合によっては、コントロールできない写真を隠そうとしたようにも考えることも可能だ。科学コミュニティーの中に疑問を起こさせてしまう行為だったとは認めているか。

 小保方氏 私は…オクト4陽性の結果自体が変わるものではないので、それ以上の科学的考察というか、それに影響を及ぼすものと思いませんでした。結果が正しく掲載されているので問題ないと思っていました

--画像の取り違えはご自身から申し出たと言うが、調査委の最終報告では、画像は一般に知られるまで報告がなかったと書かれている。

 小保方氏 取り違えに気がついた時点で報告はさせて…

 三木氏 次の質問にさせていただきます

 

 《小保方氏が回答を続けているところだったが、質問が3問に及んだため、三木弁護士が遮った。次の記者からも取り違えに関する質問が続く》

 

 --調査委より先に自己申告した日付は。外部より先に気づいたというのは、不正を晴らす重要なポイントだ。

 小保方氏 まず、取り違えに気づいたのは2月18日と記憶してます。証拠は…その日のうちにネイチャーのエディターにメールで問い合わせを行っております

 --それは外部からの指摘ではなかったと証明できる証拠はあるか?

 小保方氏 それは…

 

 --難しい?

 小保方氏 はい…

 

 --わかりました。理研と食い違う点ですが、ご自身が聞き取りに話さなかった理由は。

 小保方氏 取り違えに気づいた段階で、ネイチャーや大学と…すいません、少し頭を整理してからでいいですか。

 

 《小保方氏は一旦答えるのを止め、ひと呼吸置いて再び答え始める》

小保方氏 まず、これ以上の間違いはないか、すべてのデータのプロパティをチェックしました。その時、生データがなかなか見つからなく…ものすごい古いデータまでさかのぼっていたら、学生時代のデータだと気づきました。それでまず、早稲田大の先生に学位論文のデータを投稿論文に使用したとしても問題はないことを確認しました。その段階で、理研の上司に『大変な間違いをしてしまった』と報告すると、『間違っているのはネイチャーだから、すぐに訂正を』と指示を受け、ネイチャーに間違いを申し出ました。その後調査委にも間違いを発見したと話しました。当時、学位論文は私個人の作品なので、調査委に報告する必要はないと思ったというか、頭がまわりませんでした。

 

 --意図を持って、ということではない?

 

 小保方氏 はい、そうです

《博士論文を意図的に流用し、調査委に対しても隠蔽したのではという記者の質問に、小保方氏ははっきりとした口調で否定した》

【小保方氏会見ライブ(7)】

STAP細胞作製「これまで私は200回以上成功している」「実験ノートはもっとある」(STAP细胞的制作“至今我已经成功完成200次以上”,“实验记录都在那里”)

2014.4.9 15:31 (1/2ページ)
会見で多くの記者が質問の手を上げる中、涙を流す小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

会見で多くの記者が質問の手を上げる中、涙を流す小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 《質問は、小保方氏以外が作製成功しておらず、存在の有無が注目されるSTAP細胞について及んだ》

 --STAP細胞について、これまで何回作製したのか。また、作製のこつは

 小保方氏 これまで私は200回以上成功しています。STAP幹細胞については、私は苦手で若山先生(若山照彦・山梨大教授)が得意にしている。

 現状のSTAP幹細胞は若山先生が作った。今回の論文は現象論の記述のみ。いかに(細胞作製の)最適条件を示す論文を準備段階だった。今回の騒動で研究が止まって残念です。

 全てを証明するには日数がかかるが、研究を進めてくださる方がいたら、できるだけ協力したい。

 --小保方氏から渡されたマウスは遺伝子が違っていたと若山氏は指摘したが

 小保方氏 その件について、みなさんから問い合わせのメールをいただいていますが、若山先生と直接話していないので、詳細はお答えしかねます。 

 《質問は、理研の最終報告で明らかになった「小保方氏の実験ノートは3年間で2冊だけ」との事実にも切り込む》

 --調査委によると実験ノートは2冊だけという説明だが、詳細なノートはほかにもあるのか

 小保方氏 最終報告の中では3年間で2冊となっているが、実際にはもっと存在します。調査委に提出したのが2冊でした。

--調査委にノートは内容も断片的と指摘された。反論があれば。

 小保方氏 記述方法は、私はトレースできたが、第3者がトレースするには不十分という点では反省している。提出したのが2冊という点は、(調査委から)その場で提出を申しつけられたので、その場にあるのが2冊だけでした。

 --まだ提出できるノートがあるということか

 小保方氏 そうです。

 --なぜ、このような状況になったのか、自分でどう分析しているか。疑義については、晴らすことできるか。

 小保方氏 このようなことになったことには、繰り返しになるがおわびさせてください。学生のころからいろんな研究室を渡り歩き、研究にかなり自己流で走ってきたことは、私の不勉強であり、未熟さであり情けなく思っています。

 今回の疑義については、第3者的観点で弁護士に協力してもらい晴らしたい。

 《次の質問者を指名しようとする司会の三木氏の言葉を遮って質問は続く》 

 --理研の笹井芳樹氏ら共同研究者への思いは。

 小保方氏 本当に、みなさまが私のことをサポートしてくださったのに、申し訳なく思っています。

 《会見開始から1時間になろうとしても、質問の挙手が相次ぎ、終わる気配はない》

【小保方氏会見ライブ(8)】

「ゼロではなくマイナス100から研究に向き合っていきたい」(“我想从零下100而不是从零开始面对研究”)

2014.4.9 15:36 (1/3ページ)
会見中、涙を流す小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

会見中、涙を流す小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 《うわずった声で謝罪の言葉を繰り返す小保方氏。記者からSTAP細胞の将来性を評価する声が上がると、改めて声を震わせた》

 --STAP細胞が確立すれば人類に大きく貢献するものになる。実験記録や論文などのマナーの問題で誹謗中傷があるが、我々が本来議論するべきは細胞が存在するかどうかについてだと思う。その辺りはどう考えているか

 小保方氏 私はSTAP研究を前に進めたいという強い思いから論文を発表しました。それにもかかわらず私の不勉強、未熟さのせいで研究内容以外のところばかりに注目が集まり、研究がどんどん遅れてしまっていることが本当に情けなく、これまで支えて下さった方にも申し訳なく思っております。

 --理研が今後、STAP細胞の再現実験を行う予定だが、参加したいという希望はあるか

 小保方氏 再現実験に私が参加するか否かについては、理研から何の連絡も受けていませんし、どういう態勢で再現実験が行われるのかも詳しく存じ上げておりません。未熟な私に、もし研究者としての今後があるのだとしたら、誰かの役に立つ技術まで発展させていくんだという思いで研究を続けていきたいと思っております。

《小保方氏は記者の質問に答える形で、理研の調査結果を聞いた際の衝撃と、不服申し立ての動機を改めて解説した》

 --理研の調査委の最終報告で捏造・改竄という結論をお聞きになったとき、どのような思いで受け止めたのか

 小保方氏 あまりの驚きとショックに何も考えることも言うこともできませんでした。そのときは弁護士の先生が同席してくださっていて、「自分が正しい研究をしてきたと思うなら不服申し立てをしよう」とアドバイスをしてくださったこともあり、このような経緯になりました

 --(共同執筆者の)若山先生は論文に疑義を唱える前に訂正画像にサインされていたと思うが、どんな経緯だったか覚えているか。

 小保方氏 私自身が(画像の)取り違えに気づいた時点で若山先生の方に連絡がいっていると思っていたので、それで若山先生も訂正書類にサインをしてくださったのだと思っていました。若山先生が画像取り違えについて、ご存じなかったことは若山先生の会見で初めて知りました。(STAP細胞を公表した)1月以降、お互いの電話がパンクするなどして連絡が途絶えがちになり、研究状況や気持ちが通じ合えていなかったということだと思います。若山先生には本当に申し訳ないと思っています。

《記者からは小保方氏の研究者としての今後を問う質問も飛んだ》

 --今回の騒動で科学に対する考え方は変わったか。今後どうしたいと考えているのか

 小保方氏 自己流で走ってきてしまったので、ゼロからではなくマイナス100からだと思って、科学や研究に向き合っていくチャンスがあればいいと思っています。今の時点では分かりませんが、私にできる社会貢献があるなら、それを探していきたいと思っています。

【小保方氏会見ライブ(9)】

割烹着報道「予想外で、恐ろしかったです、正直」(烹饪装报道“说实话,是可怕的意外”)

2014.4.9 15:41 (1/3ページ)
会見で記者の質問に答える小保方晴子さん(右)=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

会見で記者の質問に答える小保方晴子さん(右)=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 《1時間以上が経過しても記者からの質問は途絶えない。代理人の三木弁護士は記者1人あたり質問1つに限定した》

 --不備な論文を撤回する考えはないのか

 小保方氏 論文の撤回は国際的には結論が間違いと発表することになる。結果が正しい以上、そのことを世界に発表するのは正しいとは思いません。

 --最初にSTAP細胞を発表した日から姿を見せなかった。なぜ姿を見せなかったのか

 小保方氏 論文に疑義がある中、何度も自分で説明させてほしいと言ったし、コメント案もつくったが、理化学研究所がそれは適切ではないと判断して発表できなかった。申し訳ありません。

 --自身で発表する意志は伝えていたのか

 小保方氏 伝えてきました。

 《実験結果の正しさを強調する小保方氏に対し、調査委員会の不正認定の1つの要因になった実験ノートについて詳細な説明を求める声があがる》

 --「実験ノートはもっとある」と答えていたが、何冊あるのか、写真は何枚もっているのか

 小保方氏 写真ですか。わかりませんが、1千枚…。大量に、間違いなく何百枚とあります。ノートはハーバードやこちらにもあり、少なくとも4冊…。どうですかね…。4、5冊はあると思います。

《「もっとある」と明言していた実験ノート。少なくとも4、5冊という回答に会場には微妙な空気が流れる》

 --理研の調査に、論文の取り下げを同意したことはないのか

 小保方氏 私は理研の人間なので…。「撤回を視野に検討したらどうか」という話には「わかりました」と言ったが、撤回には同意していません。

 --論文を撤回すれば理研の職員として残すと言われたことはあるか

 小保方氏 それはありません。

 --「悪意」という言葉が使われているが、あなたにとって悪意とは

 小保方氏 私も分からなかったので、弁護士の先生と相談しました。悪意とは…。

 《キーワードとなっている「悪意」の認識を問われた小保方氏は、重要な質問と判断したのか、隣に座っている代理人弁護士に回答を任せる》

 室谷氏 過失によるものは除くと捉えている。

 --本人として「悪意」とは

 小保方氏 悪意…。悪意…。

 《小保方氏は言葉をつなげず、戸惑いの表情をみせる》

 三木氏 申し訳ないが、法律的な話になるので回答は控えさえていただく。

 《三木氏が次の質問を促した》

 --早稲田大学に博士論文を取り下げる意向を伝えたのか

【小保方氏会見ライブ(10)】

「STAP細胞はあります!」 記者の質問に力強く即答(针对记者的质疑作出肯定回答:“STAP细胞确有其事”)

2014.4.9 15:49 (1/3ページ)
STAP細胞問題で会見する小保方晴子氏=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)

STAP細胞問題で会見する小保方晴子氏=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)

 《報道が集中した割烹(かっぽう)着やピンク色の壁紙の研究室に「意外な取り上げられ方で正直怖かった」と答えた小保方氏。記者からは実際に着用して実験が行われていたのかという疑問が飛んだ》

 --割烹着は理研がPRのために用意したという一部報道があったが

 小保方氏 割烹着は3年ほど前から着ておりました。ピンクの実験の部屋に関しましては、私がユニットリーダーに着任して部屋を用意している段階で、できたものです。

 《弁護団から「不服申し立てに限定した質問を」と注意を受け、「不服申し立ての内容です」と他の記者から慌てた声が上がる》

 --弁護士や小保方氏本人は今回懲戒処分に当たらないと考えているか

 三木秀夫氏 私から答えます。将来の仮定を前提としますが、この問題が研究不正と認定されたら、理研の懲戒手続き規定上の問題に移る可能性はあります。手続き上は、される可能性が強いと思っています。

 懲戒事由に該当するかということについては、こちらとしては、まず該当するものではない、研究不正にはあたらないと思います。該当すると仮定しても、処分としてあまりにも重すぎるのではないかとの主張は考えられます。あくまでも仮定ですが。

 若干間違ったからといって、有罪認定は、そもそも法的な面から見ても著しい人権侵害にあたる。あくまでも冷静に事実や処罰要件を見て、研究不正の定義要件に照らして該当するかどうか。彼女の行ったことがルールに反しているかという議論ではない。

報道で識者が「改竄(かいざん)といわれても当たり前」という議論もあるが、論点がずれている。あくまでも、そういう処分を下すなら要件を満たすか判断して結論を下してほしいです。

 --聞き取りの回数について理研は3回としているが、小保方氏は不服申し立ての内容で1回と書いている。若山、笹井両氏に小保方氏の行為を相談しなかったのか

 小保方氏 面会の回数が3回というのは、中間報告までの3回と、ご発表があったのではないかと思います。私たちが書いたものは中間報告から最終報告までの間1回だったということです。

 三木氏 正式な面接が1回、書類確認的なヒアリングで正式といえないようなもの、委員が2人でこちらへ来たのは1回。それを面接というなら2回です。

 --こうした切り張りは笹井、若山2氏に相談したのか

 小保方氏 切り張りをしましたということについては、2人にその時点での報告はしておりません。

 --再現実験やノートの公開をする気はあるのか

 小保方氏 公開実験については、わたしの判断では何1つ決められることではないので答えられないです。実験ノートについても秘密実験もたくさんあるので、すべての方に公開するつもりはありません。

 --決められないという理由は

 小保方氏 時間も場所もいりますし、環境も整えなければならない。気軽にというか、私が判断できることではないかと。時間もかかりますし。

 --それさえできれば疑義が晴れるのでは

 小保方氏 何に関しての疑義でしょうか。

--STAP細胞の有無です

 小保方氏 ただ、理化学研究所の判断では、第三者の実証が必要だということ。どちらが、より正しく実証できるか私もわかりかねます。

 --改めて小保方さんの口からお願いしたい。スタップ細胞はあるのか

 小保方氏 スタップ細胞はあります!

 《質問に対し、ほとんど間髪を入れることなく答えた小保方氏。それまで表情は乏しく淡々とした様子だったが、このときは声に力がこもる》

 --素人は何をもって信用すれないいのか

 小保方氏 どこでも再現できるようになるべきですね。そのためには、先ほど申しましたように、論文では検証論を示したもので、最適条件を示すものではない。さらに私自身はたくさんのコツや、ある程度のレシピのようなものが存在しているんですけど、新たな研究論文として、発表できたらと考えています

 --独自のやり方でやってきたことが、このような常識で考えられないことになり、ご自分ではどのように思うか

 小保方氏 たくさんの方々に出合い、多くの先生に支えていただいて歩んできた道ですので…

 未熟な点や不勉強は多々あったけれども、だからこそSTAP細胞にたどり着いたと思いたい気持ちは正直、あります。ただ謙虚さにかけるし…やはりそう思いたい自分と、そうではいけなかったんだという自分が混在しています。

【小保方氏会見ライブ(11)】

iPS細胞との優位性比較に「私の気持ちとは開きが…」 記者は立証責任を激しく追及(通过与多能干细胞的优越性比较,“我有一种豁然开朗的感觉”,记者迫切追问举证责任)

2014.4.9 16:09 (1/3ページ)
会見で多くの記者が質問の手を上げる中、涙をぬぐう小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

会見で多くの記者が質問の手を上げる中、涙をぬぐう小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 --200回も成功しているんだから、細かい話はいいじゃないかと思っていたのでは?

 小保方氏 いえ、そういうことはありません。

 

 --筆頭著者である小保方さんひとりが責任を取ることになっている。不服申立書にも「トカゲの尻尾切り」と書かれていた。こういう状況についてどう思うか

 小保方氏 ええ…写真を取り違え、論文の疑義を呼んだのは私自身なので、他の方の責任や考えについてコメントできる立場ではないと考えております。

 

 --理研の指導については

 小保方氏 本当ににいろいろな先生方が協力してくださり、たくさん助けていただいたが、私の力不足だったと思っています。

 --1月の最初の発表で、STAP細胞はiPS細胞に比べて作成が簡単で、優位性があると発表されていたが、その辺ついては今もそう考えるか

 小保方氏 STAP細胞が将来的にどのようになるか、研究所も多くの期待を寄せてくださったと思いますが、正直、私の気持ちとiPS(細胞)との比較に関する広報活動には、開きがあったと思います。

 

 --自身の本意でなく広報活動として、理研がiPS細胞と比較したということか

小保方氏 私自身はiPS細胞との比較に関する広報活動に参加できる立場でなかったので、その辺の詳細はわかりかねます

 

 --理研では特定法人に格上げされる前だった。打ち上げ花火として、STAP細胞をなんとか成功させてほしいという全体の雰囲気はなかった?

 小保方氏 投稿論文はいつ受理されるかがわからないものですので、そのようなことはなかったと思いますが…私自身は感じておりませんでした。

 --アカデミアの不正の認定は一般常識や司法の基準とは異なる。例えば、文科省のガイドラインだと疑いをかけられた者が、くつがえすことができなければ不正とある。また証拠を示せなければ不正になる。つまり、立証責任は小保方さんにある。アカデミアの常識に照らして不正じゃないと、ここに書いてあるデータで十分といえるか。また、これ以上強い証拠はもうないのか?

 小保方氏 ええと…

 《記者の詰問口調に、小保方氏も気押された様子を見せる。そこで脇に座る室谷弁護士が口を開いた》

 

 室谷弁護士 私から答えさせていただく。文科省の基準は、故意でないことを自ら立証しないと書かれているが、それはそれで、理研の不正の基準は先ほど申した通り、文科省の基準が適用されるわけではない。

 --これより強い証拠はないのか、これでアカデミアは納得するのか!

《納得しきれない記者は、強い口調で質問を重ねる》

  室谷弁護士 (申立書は)一週間で準備をした。その間も代理人は小保方さんと面談する機会も少なく、小保方さんも家から出られず、事務所で打ち合わせもできていなかった。そんな中、電話とメールで話しをうかがってまとめた。これより強い証拠と言われれば、今から固めて提出したい思うし、再調査の中で調査委員会も調査していただきたい。そこは協働関係になっていると思うう。

 《記者は小保方氏にも直接回答を要求する》

 --アカデミアの常識に照らしてどうか、小保方さん自身に聞きたい!この証拠が十分納得させられるものか

 小保方氏 今回は調査が不十分だと示す不服申し立てで、これから実験的な申し立てになる。わたしとしては用意できると思っていますが、それに向けて第三者が納得てきる準備ができればと思います。

【小保方氏会見ライブ(12)】

「自分でやった実験、自分で書いたノートなので当然、自信はある」(“既是本人做的实验,又是本人做的记录,当然自信啦”)

2014.4.9 16:13 (1/2ページ)
会見する理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

会見する理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 《記者からの質問に、時折詰まりながらも言葉を発する小保方氏。会見はさらに続く》

 --不服申し立ての最も決定的な証拠は、光ったマウスの胎盤の標本だと思う。実際に標本はあるのか、あるならば、どこにあるのか

 小保方氏 標本はありますし、きちんと保存しています。

 --STAP細胞は、ES細胞ではないかとの指摘もある

 小保方氏 STAP細胞を作製しているときには、実験室でES細胞の培養は一切行っていなかった。

 --ES細胞ではないと言い切れるか

 小保方氏 はい。

 --調査委の最終報告では、問題の画像について、どの細胞に由来するのか不明とされた。実験ノートも小保方氏自身では理解できるとしているが、どういう根拠で真性と言い切れるのか

 小保方氏 自分でやった実験であり、自分で書いたノートなので、そこには、自信が当然ございます。ただ、ノートを第三者的観点から記述していなかったのは、私の反省点。今後、どう立証するかは弁護士の方に手伝ってもらおうと思っている。

《調査委に不正と見なされた画像に関し、実験ノートと実験そのものの内容について問われた小保方氏。「自信がある」との発言は、それまでより声が大きくなり、トーンが変わった》

 --具体的にどういう根拠で、真性画像と主張しているのか

 小保方氏 ノートにあります。

 --具体的にどのように記載があるのか

 小保方氏 すいません。しっかりとは記憶できていないので、間違っているかもしれませんが。「テラトーマを染色した」とか、そのような記述です。

 《記者の質問は終わらない。「本来は2時間で終了したいと思っています。あともう少しだけ」。弁護士で進行役の三木秀夫氏が報道陣に注文をつけた》

【小保方氏会見ライブ(13)】

会見2時間経過 体調問われ「絶不調でした」(经过两小时的见面会,被问及身体情况时答道:“身体确实感到不适”)

2014.4.9 16:18 (1/2ページ)
会見では記者から多くの質問が飛んだ=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

会見では記者から多くの質問が飛んだ=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 《会見が始まってから約1時間50分。三木弁護士から「当初2時間だった予定を延長するので、質問内容を絞ってほしい」と通知があるが、報道陣の挙手は止まらない》

 --理研の調査時の問題として、(小保方氏が)ヒアリングに「イエス・ノー」で答えられるように求められたとか、突然資料の提出を求められ、その場にある分しか提出できなかったという話が出ている。そうした理研の対応を、どう思っていたのか

 小保方氏 私自身、調査委に答えるのが人生初の経験だったので、どういう調査が一般的なのかよく理解もしていないままだったのですが、もう少し弁明の機会を与えてくださったらと願う気持ちはありました。途中から、だんだんと体調が思わしくない中での調査になってしまい、十分なお答えもできていなかったと思います。

 --論文に疑義が生じて以降、共同執筆者とはどのようなやり取りをしていたのか

 小保方氏 共同執筆者も私も大変忙しい状況になってしまったので、あまりコミュニケーションが取れていないのですが、私からは、このような事態になって申し訳ないという思いを話しました。

 --(共同執筆者の)皆さんはSTAP細胞を信じておられるということでいいですよね

小保方氏 はい

 《記者の質問は、小保方氏が沈黙を守った2カ月半の過ごし方にも及んだ。体調について聞かれた小保方氏は、思わず苦笑いを浮かべた》

 --小保方さんはどのように過ごされて、体調はどう変化しているのか

 小保方氏 体調の変化は…(5秒以上沈黙)。絶不調でした。メディアの皆様も、お仕事ですので仕方がないのかもしれませんが、家の周りにたくさん人がいるような状態で外出もままならず、体調も非常に悪かったです。

 --理研の調査報告では小保方氏が単独で不正をしたとされているが。笹井先生は関わっていないのか

 小保方氏 笹井先生はコントロールに使うサンプルの抽出の仕方ですとか、顕微鏡写真の素晴らしいフレーミングといいますか、そのような実験の協力をしていただきました。

 --不正には関わっていなかった?

 小保方氏 はい、そうです。

 《会見は、いよいよ2時間が経過。だが、小保方氏は時折涙声になるものの、特段の変化はなく、記者の質問に丁寧に返答を続けていく》

 --今後、第三者が再現実験に成功すると思われるか

 小保方氏 必ず第三者が再現実験に成功してくださると思っています。細かなコツをすべてクリアできれば必ず再現できます。今はこのような状態になってしまって研究室にも行けていないような状態ですが、できれば細かなコツも私が参加することで公表していけたらと思っています。

【小保方氏会見ライブ(14)】

追試に成功した科学者がいた?「やってもらった」 重大発言も個人名出さず(有没有成功复制结果的科学家呢?“我不得不这样做”,高调发声也不是为了自己出名)

2014.4.9 16:25 (1/3ページ)
代理人弁護士らが同席して、会見を開いた理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

代理人弁護士らが同席して、会見を開いた理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 《本当にSTAP細胞は存在しているのか。あくまでも実験の成功を主張する小保方氏に対し、詳細な説明を求める質問は絶えない》

 --少なくとも200回は成功したと主張しているが、誰と実験し、一緒にSTAP細胞を見た人はいるのか。そして、そもそも論文の投稿前に不備を防げなかったのか

 小保方氏 私はいろいろな研究室にお邪魔しているので、研究室の周りの人たちは見ている。個人名は出せないが、(STAP細胞を見た人は)かなりいらっしゃると思う。なぜ防げなかったかという点だが、私が自分のことをもっと謙虚に受け止めて、「確認してください」と周囲に頼めば防げたと思っている。

 --理研の中で、先輩から後輩に対してのアドバイスなど、日常会話の中でも改善の余地はなかったのか

 小保方氏 うーん。そうですね。とても難しい質問なんですが…。

 《言葉が出ない小保方氏。会場に沈黙が流れる》

 小保方氏 すみません。ちょっと改善の余地はわからないです。申し訳ありません。

 --世界中の科学者が追試に成功していない事実がある中で、詳細な手順を発信しなかったのはなぜ。法的な手段をとる前に実験データを詳細に公表して、証明してもらうのが科学者として願うことではないのか。

小保方氏 手順を発表する前に、ネイチャーへの訂正原稿の用意や、外出もままならず、今日まで間に合わなかっただけで、(これから)詳細な手順を発表するようにしていければと思っています。

 --世界中で実験が成功しなくては、誰かの役には立たない。今、手順を説明できないか

 小保方氏 それは次の研究にも大きく関わるので。メカニズムの解明などと合わせて発表していければ…。

 --世界の研究者に対してコメントは

 小保方氏 問い合わせに答えていくようにするという姿勢は…。

 《会見が始まってから2時間以上が経過した。三木氏が「そろそろ終わりにしたいと希望しているのですが」と報道陣を伺う》

 --不服を申し立てているが、理研に裏切られたという思いは少しでもあるのか

 小保方氏 そのような気持ちは持つべきでないと思っています。

 --最初からSTAP細胞の確信があったのか、間違いの不安はなかったのか

 小保方氏 最初から確信があったわけではなく、STAPという現象があると最初に気付いたときには、どうやって証明していくかワクワクした気持ちを今でも覚えています。

 --第三者の確認が大事になってくるが、追試を、お願いしたことはあるのか。

 小保方氏 若山先生や学生、ハーバードでも研究員にやっていただいたりしました。

 --小保方氏が携わらないというケースではどうか。

小保方氏 そういう形でもやってもらったことはある。(公表するのは)個人名になってしまうので…。あまりにも公の場でありますので…。

 

 《STAP細胞の有無を証明するのに重要な要素となる第三者による実験の成功。小保方氏が携わらなくても成功した科学者がいるのか。個人名を公表するよう記者が問いかける》

 --事実ならば(個人名を)出したほうがいいのでは

 小保方氏 なるほど…。

 三木氏 ご意見としてお受けします。

 《結局、実験に成功したという科学者が誰なのか分からないまま、質問は再び実験ノートに変わる》

 --ノートを4、5冊と言っていたが、追加のノートはなぜ出さなかったのか。

 小保方氏 調査委員の人が資料を確認したときには、全てのノートを用意していなかった。残りのノートは別のところに保管しています。どこにどんな記載があるのか聞かれたことはなく、(調査委員の人が)自身でノートを見て追跡できないと判断したのでは。もう少し詳しく聞いてもらえれば説明できたと思う。

【小保方氏会見ライブ(15)】

疑惑のホテル生活は「出張」 笹井氏との関係も否定(令人生疑的旅馆生活是“商务之旅”,也否定了与笹井的亲密关系)

2014.4.9 17:24 (1/4ページ)
会見する理化学研究所の小保方晴子さんを映す、家電量販店のテレビ売り場=9日午後、東京都豊島区のヤマダ電機「LABI1日本総本店池袋」(松本健吾撮影)

会見する理化学研究所の小保方晴子さんを映す、家電量販店のテレビ売り場=9日午後、東京都豊島区のヤマダ電機「LABI1日本総本店池袋」(松本健吾撮影)

 《次々に手が上がる報道陣。会見は終わらず、質問は再調査の調査委員会のあり方に及んだ》

 --不服申立書で再調査に理研関係者は排除すべきと求めているが、実際の理研の規定では再度同じ調査委員が審査をする。そのことはどう思うか

 小保方氏 調査委員の先生方も1カ月半自分の研究を止めて調査に参加していただいて、本当に申し訳なく思っております。ただ、一度出た判決というか、同じ方々によってなされるのは難しいのではないかと私は思っております。

 --客観的に見てほしいということか

 小保方氏 はい、そのような気持ちはございます。

 三木氏 規定等の関係ですが、読みようによっては別の委員会にかけるとも両方読める。別の委員会にかけることは矛盾していないと思います。事実上の控訴審の位置づけ。同じ委員会が再度審査するのは十分ではない。理研のためにもそうした方が信頼感高まるしいいのではないかと思います。

 科学的論争のように見えますが、規定の解釈、事実関係が要件に該当するのかという点は科学的な部分について先鋭的な争いがある。事実認定について経験を積んだ人が入るべき。これほどの重大な不利益処分を科すのであればそういうことを期待したい。

--日本を代表する研究機関である理研が科学に対する信頼を損なったと謝罪し、処分を下した。理研に対し、どう思うか。野依良治理事長が「未熟な研究者が…」と強く言いましたがそれについてはどう思うか

 小保方氏 理化学研究所に対してはご迷惑をおかけして申し訳ありませんという思い。(野依理事長の)発言は重く受け止めて、肝に銘じて生きていきたいと思っています。

 --STAP細胞の存在を信じている難病患者の方々に一言お願いします

 《厳しい質問にも気丈に答える小保方氏。しかし、STAP細胞の存在を信じる人たちへのコメントを求められると声が震え、言葉に詰まった》

 この先研究者としての道があるのならば、STAP細胞の研究をできるだけ早く進めて…希望を持ってくださっている方に少しでも応えていきたいと考えています。

 --週刊誌で笹井先生との不適切な関係にあったと報道があったが

 《「彼女の体調の問題もありますので」と弁護士が終了時間を示唆された直後に飛んだきわどい質問。会場から失笑が漏れた》

 小保方氏 そのようなことはありませんし、このような報道が出て本当に戸惑っております。

 --ポートピアホテルに1年弱泊まっていたと報道であるがそのお金は。理研の給料では考えられない生活ですよね

小保方 いえ、あの、そのホテルに限らないですけど私はホテルで生活を、といいますか滞在していた頃はハーバード側の研究員でしたので出張という形で理研に出していた。出張での滞在です。

 《自宅マンション前で報道陣に取り囲まれた際、「大きな力が働いている」とコメントした小保方氏。処分が下された直後には「憤り」という表現もあった。ところが今回の記者会見では一転して「申し訳ない」と態度を変えた》

 --大きな力というのはどういうことか。処分発表直後からこの1週間で心境の変化があったのか

 小保方氏 不服申し立てのコメントは弁護士の先生方が同席しているなかで私があまりにも落ち込んでいたので、先生が強い気持ちのコメントを書くアドバイスをしていただいた。不服を申し立てるんだという意志を示すのを先生方が手伝ってくださいました。私はあまりに落ち込んだ状態でした。

 「大きな力」というのは論文発表以降、予期しないできごとがあまりにも次々起こって私の力では何一つできないような。本当に大きな力に翻弄された毎日を送っていたので、そのような気持ちが出たのだと思います。記者さんに突然囲まれ、気持ちが動揺してしまいました。

三木氏 怒りの方は今回の報告書の結論の部分、承服しがたいというところは変わっていません。謝罪は多くの人へのご迷惑をおかけしたということで矛盾したものではないということを補足させていただきます。

 --この2カ月何をしていたのか、今の体調は一見すると大丈夫そうだがどのような病状か

 小保方氏 はい、えっとこの2カ月間はめまぐるしく日々が変わっていく状態でだんだん体調が悪くなり…最初の頃はSTAPの作成方法を他の方に教えたり、実験活動もしていましたが、その後だんだん具合が悪くなり、最後の方は家で静養している状態でした。もう、心身共に消耗しきってしまって、日常生活に支障が出るような状態でしたので。(嘔吐するとか)まさに今おっしゃられたような状態で医師から入院を検討するよう言われていたのですが、なかなかその判断ができずどんどん具合が悪くなって入院することになりました

【小保方氏会見ライブ(16)完】

小保方氏の最後のひと言は「申し訳ありませんでした」(小保方最后说的话是“没有遗憾”)

2014.4.9 18:09 (1/2ページ)
会見の最後にも、報道陣に向かって頭を下げる小保方晴子氏=9日午後、大阪市北区(松永渉平撮影)

会見の最後にも、報道陣に向かって頭を下げる小保方晴子氏=9日午後、大阪市北区(松永渉平撮影)

 《長時間にわたった記者会見もいよいよ終盤に入る》

 --不服申し立ての関係で確認したい。ヒアリングの回数について、中間報告からは(3月23日の)1回しかなかったいうが、19日にも理研は現地調査をしているはず。中間報告後に1回はまちがいないか。

 小保方氏 中間報告後は、資料を確認しに調査委の方が2人、神戸にきた。

調査委全体のヒアリングは23日の1回でした

 --19日の現地調査は調査でないのか。理研が言っているだけで話を聞かれていないのか

 小保方氏 十分な聞き取りをしていただいたという認識は私にはないということです。

 --中間報告以前と以後の1カ月間で聞き取りは5回になる。回数的には不十分と言い難いという印象もある

 小保方氏 質問に対する回答という性質が多かった。説明や弁明する十分な機会はなかったと考えています。事実関係を詳細に聞き取るという意味では不十分だったと思っています。

 《会見が始まって2時間半が過ぎ、司会の三木弁護士がついに「申し訳ないですが、今日はこのへんで終わりにさせていただきます」と会見終了を告げた》

--今後、会見の予定は

 三木弁護士 今のところはございません。医者の反対に無理を言って出てきているので、小保方はこのまま病院に戻ります。

 《ここで会見は終了。無数のフラッシュがたかれる中、小保方氏と室谷弁護士が席を立ち、深々とカメラに向かって頭を下げた。小保方氏が腰掛けていた椅子の位置を正して、部屋の脇へと立ち去ろうとした瞬間、報道陣から最後の質問が投げかけられる》

 --小保方さん、もし最後に一言あれば!

 《小保方氏は、戸惑う様子をみせたが、マイクを介さずに口を開いた》

 小保方氏 申し訳ありませんでした。

 《世界を驚かせたSTAP細胞の発見について、記者から疑いの目を向けられても、小保方氏はこの日、最後まで淡々と回答を重ねていた。2時間半にわたる記者会見で、「STAP細胞はある」と繰り返した小保方氏の訴えは、どれだけ届いたのだろうか》

 

 

果壳网同步翻译

日本时间13点04分:

小保方晴子进入记者招待会现场。她在表示道歉之后向众人长鞠一躬。并说“论文的错误背后并无恶意”。

日本时间13点08分:

小保方晴子的律师重申小保方晴子昨日对RIKEN发表的观点。

日本时间13点18分:

就RIKEN将小保方晴子的行为定性为“捏造”一事,小保方晴子的律师重申这只是一个关乎展示的问题,并不影响到数据或者结论本身,因此不能算捏造。

日本时间13点36分:

小保方晴子针对图像被认为是“捏造”这一点,辩称她并非合成了不存在的图像,而是用错了图像而已,因此不应被指责为“捏造”。刊登在Nature上的图像原为她向共同研究人员说明时使用的PPT里的图像,而并不是剪切了其学位论文的图像。

日本时间13点46分:

小保方晴子称,理化学研究所只经过短期调查就认定论文存在学术不端,调查不够充分,希望“请求再次调查”。

日本时间13点52分:

小保方晴子针对在论文中使用了PPT中的图像的理由称:“我更新过很多次,因此很放心那里(指PPT)的数据,就直接用了。很后悔为何不使用原数据,正在反省。”

小保方晴子表示,在她发现用错了图像时,当即报告了共同作者笹井芳树CDB副主任。

日本时间13点56分:

小保方晴子就基因分析图像存在剪贴操作这一点称,“自己对于提出图像的方法不够了解,就用自己的方法操作了,关于这一点我正在反省。”此外她还称:“我当时想如果(通过研究得到的)结果是正确的话那就没问题了。”

日本时间14点02分:

小保方晴子解释称,发现用错了图像的时候曾联络过撰写学位论文时早稻田大学的导师,也曾报告过RIKEN的上司,并告知了Nature用错图像一事。

日本时间14点04分:

小保方晴子称,制作STAP细胞“至今为止成功了200多次”。她表示Nature论文只是阐述了STAP现象,至于在何等条件STAP细胞最易被制成,“这正是研究方向所在”。

日本时间14点06分:

小保方晴子就调查委员会发现3年间实验记录只有2本之事表示:“并非如此,实验记录还有很多。只是理研突然之间突出调查要求,仓促之间只能拿出2本。”

日本时间14点07分:

小保方晴子就STAP细胞是否存在这一点,称若经过第三方验证,“相信就能真相大白”。

日本时间14点10分:

小保方晴子说论文共同作者“帮了我很多,也很支持我,却因为我自己不够自己令事情沦落至此,是在非常抱歉。”

日本时间14点14分:

小保方晴子谈到STAP论文遭到诸多批判是潸然泪下,称“关注着研究内容以外的事情,导致研究推迟,实在非常抱歉。”她说:“如果今后我还能作为一个研究人员走下去,希望能将研究进行下去,知道发展成为能够帮助大家的技术。”

小保方晴子称,当她得知调查委员会认定她篡改以及捏造时感到“惊讶与震惊,完全无法思考、无法言语”。当时也在场的律师认为,她是在进行正确的研究,建议她可以进行不服申诉。

日本时间14点17分:

小保方晴子称:和共同作者山梨大学教授若山照彦之间并未就图像的修改问题进行充分沟通。“1月的STAP细胞记者招待会之后,电邮爆满,电话也被打爆,作者之间未能进行良好充分的沟通。在把握正确状况这一点上大家未能互通有无。”

提及撤稿一事,小保方再次表明了不同意撤回的意向,称“撤回的话,就变成了我在国际上发表了结论完全错误的文章。而我的结论是正确的,只是发表本身是个错误。”

日本时间14点19分:

小保方晴子针对至今为止的诸多批评称:“我数次希望能由自己出面说明情况,但理研一直认为这样做不妥,因此时至今日才能出面发布会。”

日本时间14点23分:

谈到实验记录问题,小保方晴子称实验记录“少说都有4、5本,图像有几百张。”

日本时间14点32分:

对STAP论文撤回一事,小保方晴子称:“(从理研的角度来看),我确实说过我理解将撤稿纳入考虑范围进行讨论,但我并未同意撤回。”

日本时间14点35分:

小保方的代理人称:“这并非学术不端,因此不应受到惩罚”,加入以调查报告书为由对其进行惩罚处分,将把其作为“符合明显的侵犯人权”考虑。

日本时间14点37分:

小保方晴子表示,关于剪贴图像等事情,自己并未告知论文的共同作者、山梨大学的若山照彦教授。

日本时间14点43分:

关于STAP细胞的制备,小保方晴子称“我有窍门、秘诀之类的东西。关于这些都能发一篇新的研究论文了。”

日本时间14点55分:

小保方晴子就她用自己独有的方法制作STAP细胞一事,称“多位老师一直支持着我,虽然我有许多不成熟的地方、不够博学的地方,但我认为正是这样才让我接触到了STAP细胞。但是,现在这样想又是不够谦虚的。‘希望这样想’的自己和‘认为这样想不行’的自己混杂在了一起……”

日本时间14点57分:

小保方晴子就RIKEN调查结果指学术不端的仅自己一人,共同作者不存在学术不端一事称:“论文的质疑是冲着我来的,我处在不能评论(共同作者责任)的立场”,她表示“虽然得到各方的帮助,自己的能力还是不足。”

日本时间15点03分:

就实验材料中混入ES细胞一说,小保方晴子予以否定:“进行细胞实验室,研究室并未同时培养ES细胞。”

日本时间15点13分:

提及RIKEN方面的调查,小保方晴子称“曾摆脱他们再多给我一点解释的机会,”“从中途开始我就处在身体状况不佳的状态下一路接受调查”,她说,该调查报告书并不充分。

小保方晴子称,从发论文以来,自己的身体就“非常不好。周围总是有很多人,所以都鲜少外出,身体也不好,更多还是在家里呆着。”

日本时间15点18分:

就制备STAP细胞一事,小保方晴子称:“一定会有第三方成功的。全部掌握那些小窍门的话,一定可以重现。”关于那些窍门,她说:“虽然我现在去不了实验室,但还是希望能以我也参加的形式公开发布。”

日本时间15点25分:

谈及STAP细胞的制作现场,小保方晴子说:“在实验室里周围的人都在看着。”关于是否有预防论文出错的措施,她称:“要是我虚心接受自己的能力程度,将数据交给周围的人的话就好了。”

解释公开发布STAP细胞详细制作步骤一事时,小保方晴子称:“由于为了准备给Nature的原稿作修订,以及受到因身体原因不太外出的状况等影响,就一直拖到了今天。”她表示:“今后如果可能的话,希望能参加更加详细的制作步骤发布会。”

不过,小保方称“制作STAP细胞的诀窍与接下来的研究有重大关联”,如果可能的话“希望能和机制同时公布”,而回避了具体说明。

日本时间15点27分:

小保方晴子表示,在她不在的场合,亦有第三方独立成功地进行了实验。

日本时间15点30分:

就出了向RIKEN调查委员会出示的记录外,还另有其他实验记录一事,小保方晴子称:“调查委员会听证的时候我未能准备好全部的实验记录。因为我奔走在好几间实验室之间,所以实验记录也分置在各个地方。”她表示,显示STAP细胞多能性的图像记录在已出示的实验记录中就有。“虽然调查委员会判定为无法追溯,但如果能听我细说的话,应该就会理解得更好一些了。”

日本时间15点33分:

小保方晴子关于RIKEN规定再调查仍应采用原班人马一事回应:“已经做出过一次判决的原班人马,恐怕很难推翻自己的结论吧。希望能用外面的人进行再调查。”

日本时间15点37分:

小保方晴子对那些期待着STAP细胞可用作人体胚胎干细胞移植的病患说:“如果我今后还能作为研究员走下去,我会尽快推进STAP细胞的研究,希望我能回应怀抱着希望的诸位的愿望。”

她表示,论文发表以来“难以预料的事情接踵而至,我每天都在被凭一己之力难以抗衡的巨大力量玩弄于掌心。”

日本时间15点46分:

小保方氏称STAP细胞论文发表后大约2个月间“每天都过得眼花缭乱,渐渐地身体就差了。”她说:“3月中旬医生就建议我住院观察,但想到还有调查委员会的听证,一时无法决定,就拖到了前段时间才住院。”

日本时间15点47分:

小保方晴子认为调查委员会的听证“并未充分听证具体事实关系”。

 


 



小保方事件追踪
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